COP26にむけてイベント業界の力を集結(2021/9/16)
COP26にむけてイベント業界の変換
2021年11月、国連がイギリスで開催するCOP26に向けて、Positive Impact Events(本部:英国マンチェスター)はイベント業界の力を集結して、CO2削減、持続可能な社会の実現を目指し、多くの賛同者を求めている。
→(外部サイトに移動:Positive Impact 英語のみ)
<<https://www.positiveimpactevents.com/>>
今回のCOP26においては、脱炭素など環境保全や他のサステナブルファクターにおけるイベント業界のリーダーシップ、バック・ベター・ビルダーとしての役割に注目されることが期待される。これは、我々イベント業界がUNFCCC(国連気候変動枠組条約)事務局との協力で net zeroを目指し測定可能な炭素削減目標と行程の枠組を作成したことに由縁する。
→(外部サイトに移動:UNFCCC 英語のみ)
<<https://unfccc.int/climate-action/race-to-zero-campaign>>
→(外部サイトに移動:Positive Impact 英語のみ)<https://static1.squarespace.com/static/5e2dc5fac0ac3223e404f6d7/t/606471b71fae730a5b2b5c1a/1617195449714/Roundtable+Report+pdf.pdf>
2021年6月、イベント部門のバリューチェーンからの代表者が集い、上記企画支持と創立メンバーとしての参加を表明。
→(外部サイトに移動:Positive Impact 英語のみ)
2021年7月には、そのうち57の組織が、次のステップに向けてUNFCCC事務局との会合に参加した。
→(外部サイトに移動:Positive Impact 英語のみ)<<https://static1.squarespace.com/static/5e2dc5fac0ac3223e404f6d7/t/6113bf161b2df10b6114eb62/1628684056542/july-report-founding-members.pdf>>
また、Positive Impact Eventsが、Conference Newsに、イベント部門がいかにビルド・バック・ベター(より良い復興)を実現するかについて掲載した。
現在、新型コロナウィルス禍による経済的な影響が大きくなる一方で、気候変動や生物多様性の減少など世界の自然環境も危機的な状況だ。人間の経済活動が原因で甚大な環境被害が出ている。自然環境が壊されていくことは、回り回って人間の社会活動や経済活動にも影響を及ぼすことになる。
これからの経済復興を考える際に、単に状況を「もとどおり」にするのではなく、環境負荷の低いサステナブルな計画を立てようとするのが、
新型コロナウィルス禍でのビルド・バック・ベターの考え方だ。自然環境や生物多様性の保全だけでなく、サプライチェーンの循環性向上も提唱されている。
このような状況下で、Positive Impact Eventsは既に1,000団体以上の賛同者を得ているが、世界各国のイベント業界からより多くの協力を募っている。特に独自の炭素削減ツールや目標を保持していない中小企業にとっては、この賛同者となることで一か月に数時間の労力で国際的な大きな目標への貢献が為せるという意味合いがある。
この記事を読んで、少しでも興味を持ってくれた方々にはぜひ下記リンクを訪れていただきたい。
→(英語のみ)https://www.positiveimpactevents.com/