サステナブルなイベントを計画するための実用的な6つのヒント
近年、多くの産業は徐々にサステナビリティに焦点を移しています。イベント産業も例外ではなく、「グリーンイベント」への要求が増えてきました。なぜなら、サステナブルなイベントに取り組むことで「カーボンフットプリントの最小化」「費用対効果」という2つの大きなメリットが得られるからです。
グリーンイベントというと難しそうですが、大きな影響を受けるエリアを特定すれば、誰でも計画することができます。下記6つの実用なヒントを参考にしてください。
適切な会場を選ぶ
会場まで歩けるホテルを優先的に選びましょう!また、環境に悪い影響を抑えるため、来場者に公共交通機関の利用を奨励して、ライドシェア等を手配するのもおすすめです。多くの人が来場すると期待されるイベントに対して、これらの手法が効果的です。
ペーパーレス化をする
イベント向けの事前登録システム(またはアプリ)を使いましょう!来場者の利便性は向上し、誰でも、いつでも、どこでも登録ができます。先にネットで調査して、イベントに管理、通知、更新などに役に立つ事前登録システム(またはアプリ)を選びましょう!これにより、コミュニケーション・チャネルが簡素化されて、紙の必要性もなくなります。また、紙を無駄にしないように、アンケート投票機能付きアプリを使用するのもおすすめです。来場者からのフィードバックが求められる場合は、Eメールをプラットフォームとして使いましょう!
紙袋の使用を減らす
イベントに参加した時、気がつけば資料の入った紙袋をたくさん受け取っているという経験は多いのではないでしょうか。すべてのプロモーション資料は、デジタル版に置き換えることができます。デジタル資料を読む人を増やすため、来場者に電子雑誌またはアプリなどを提供して、デジタル化を進めましょう。
詰め替えボトルの利用を奨励する
現在世界中に多くの会場でこの手法が採用されています。来場者から尋ねられない限り、ボトルワォーターが提供できません。代わりに、詰め替えボトルを会場から提供されるし、また、来場者が自らボトルを持ち込むのも求められます。プラスチック廃棄物を削減するために、この手法を採用するといいでしょう。
廃棄物の管理
事前に固体廃棄物の保管管理計画を立てましょう!全てのステークホルダー(例:スタッフ、請負業者、仕入先、スポンサーなど)に、全体の廃棄物管理の目標をよく理解してもらう必要があります。ボランティアも責任を明確に理解するのも必要です。これにより、廃棄物を効果的に管理して、成果を上げるための取組みにも役に立ちます。
また、廃棄物に対処するための適切なインフラが提供されるのも重要です。例えば、リサイクル可能な/不可能な廃棄物に適切にラベルを付けられたゴミ箱を使用して、来場者が目に見やすく容易にアクセスできるように設置します。さらに、廃棄物管理の目標を来場者に明確にする必要もあります。それにより、より良い方法で同じインフラを生かして利用することができるでしょう。
食品の持続可能性を検討する
カーボンフットプリントを削減するために、最も良い手法とは、地元から直接に食料品を購入することです。先に地元のケータリング専門会社に相談して、サステナビリティに関する取り組みを理解させておいてください。そして、全体的なサステナビリティ目標を共有して、協働で環境に優しいイベントを作りましょう。
●食品を無駄にしないように、参加者の人数を可能な限り正確に推定します。
●使い捨ての物をやめて、再利用可能な食器、リネン、カトラリーおよびテーブルクロスを使用します。
●バルクディスペンサーを利用して、砂糖、塩などの調味料を提供します。
●食品廃棄物が堆肥化されているのかを確実にします。
●需要がある場合、残りの食料を非営利団体に寄付します。
現在技術のサポートにより、上記ご紹介した手法は、サステナブルなイベント向けのタスクを簡素化できます。次のイベントを計画するときにも、利害関係者(例えば、来場者、スポンサー、業者など)にサステナビリティへの認識を高めるように、それらの手法を組み込みましょう!
【このブログについて】
作者のErich Lawson氏は、効果的なリサイクルにより環境を救うことに対して熱意が持っています。現在、最新のリサイクル設備を産業界がどのように使用すれば、コストが削減できで、収益も増やせるのか、という幅広い記事を書いています。環境保全技術にご興味がある方は、ぜひNorthern California Compactors, Inc. blog(英語)にご覧ください。